コロナウィルスの影響でマスクに続いてトイレットペーパー、ティッシュペーパーまでも品薄になってきました。

2020年2月末から、既に都心部のドラッグストアやスーパーでは売り切れが続出していて普通に買おうと思っても買えない状況になりつつあります。

原因は一言で言うと「デマ」が拡散してしまったせい。

Twitter等のSNSでマスクの次はトイレットペーパーとティッシュペーパーが品薄になると根拠もないのに発言した方がいるのが原因だそう。

これが拡散されたのを見てお店に買いに走った人が続出し、一気に品薄状態になったようです。

デマだとしても今回のマスク不足を体験していると信じられないし、実際にお店の棚が空っぽになるのを見ると「他の店を回ってでも買わなきゃやばい」と思ってしまう心理が働いてしまうのでしょう。実際に毎週1億枚供給できて品薄も解消してくると言われていたマスクも全く状況が変わっているようには見えません。

Amazonや楽天等のネットショップでも品薄になりつつあり、生活必需品であるこれらの影響はマスクよりもさらに大きくなるでしょう。

また、相変わらず買占めに走る人も多くまたしてもメルカリで高額転売している人もいるようです。転売はマスク含め一刻も早く取り締まりを強化してほしいところ。

ちなみに熊本県が一番初めに品薄になったようです。これは、熊本の震災のときに品薄で苦労した人たちが、今回の騒動でより不安に駆られ購買が進んだと言われています。

で、実際に渋谷周辺のスーパーやドラッグストアを見てきましたが、あっという間になくなっていました。

「お一人様一個まで」というプレートだけが残されており、ティッシュもトイレットペーパーも完売です。。

2月29日のドラッグストアやスーパーの前には開店前行列があります。「ティッシュやトイレットペーパーにそこまでならなくても」と思いましたが今の騒動を見ているとそういう心理になるのも仕方ないのかなと思います。

各地の品薄状況

ティッシュやトイレットペーパーの品薄は解消するはず

大事なことなのですが最初に言った通りティッシュとトイレットペーパーがコロナで品薄になるというのはデマです。

マスクは繊維を重ね合わせた「不織布」を使用しており原材料70%近くを中国に依存していると言われています。そのため、コロナショックが直撃した中国の影響もあり品薄が深刻化しているのです。

一方のティッシュやトイレットペーパーはの塵紙やパルプ等が原料で98%近くが国産です。なので中国はほぼ関係ありません。製造の工程を中国に頼っているということもありません。

既にニュースでも流れていますが品薄になるというのは間違いで国内の在庫も十分となっています。

なので購入者の方は今一度冷静になって状況を見て欲しいと思います。

トイレットペーパー、ティッシュだけでなく生理用品や赤ちゃんのおむつまで品薄になっている状況は本当に非常事態です。マスクと違って日々の生活に必ず必要なものなのです。

今回一時的に購入が殺到したことで品薄になってしまいましたが、1日で使い捨てのマスクと違い、トイレットペーパーやティッシュはたくさん買ったからと言って消費量が増えるわけではありません。

買占めに走っている人も一定の貯蓄ができればそれ以上買うことはないし、在庫が十分であれば3月以降はちゃんと店頭に品が並ぶはずです。

ティッシュがあったコンビニはセブンイレブン

コンビニに行く機会があったので近くのお店を何件か見たところ、少ないながらもやっぱりありました。冷静に行動できている人たちもいて安心です。

マスクのときもそうでしたがやっぱりセブンです。

私が行ったセブンでは1箱売りのティッシュも5箱入りのもありました。

ファミマ、ローソンも見ましたがこちらは完売でポケットティッシュもない状況。セブンもあったのはここの1件のみ。他の店舗は回っていませんが、スーパー、ドラッグストアの状況を見るとコンビニも品薄状態には変わりないでしょう。

丁度1週間前にティッシュ買っていたので今回は購入は見送り。本当に必要な人に行き渡ることを願います。