健康診断の胃がんのABC検査にてB判定が出たので精密検査いきになった。

このB判定はピロリ菌が胃の中にいる状態ではあるが、胃の中はそこまで荒れていない状態を表すらしい。

で、この状態ではピロリ菌の除菌をする必要がありますが、胃カメラによる胃の中の状態チェックをしないと、薬が保険適用外になってしまうとのことでした。

けど、ピロリ菌は放っておけば胃がんのリスクをどんどん高めてしまうことになりますので、なんとしてでもここで除菌をしておかなければ。

なので仕方なしに胃カメラを飲むことになりました。

きつい、気持ち悪い、吐き気がすると評判の悪い胃カメラですが、はたしてどんなものなのか。

予約をしておいた検査日の前日、夜の9時から飲食はできなくなります。

胃の中はからっぽにしなければいけないのでこれは絶対に守らなければいけません。

ちょうど夏場だったので朝は水を一杯飲んで病院へ。

胃カメラの受け方は色々あるようで、鼻から入れると楽だとか、鎮静剤を使ったりだとか、病院によって設備は異なりますが、選択肢があれば選べると思います。

私が選んだのは鎮静剤を使うというもの。

全身麻酔とは違い意識を失うことはありません。

胃カメラは通常通り口から飲みます。

病院についたら検査用の服に着替えていよいよ胃カメラ開始です。

まず横になり鎮静剤を点滴で繋がれる+喉麻酔をします。

この喉麻酔がきつかった。

ドロドロした液体を少しずつ飲み込んでいくというものなのですが、これがゲロまずい。

飲み込むのがはっきり言ってきついレベル。吐きそうになりました。

胃カメラよりもこの喉麻酔を嫌がる人もいるらしいですが私も明らかにこっちです。

これを2回飲み込み、スプレー式の麻酔をして、口にサポーター?みたいなもの咥えていよいよ胃カメラ開始。

一気に喉の奥を胃カメラがすり抜ける感じがしました。

痛いとかはなかったですが胃の中はやはりなにか入っているような感覚です。

このとき唾を飲み込んでしまうと、一気に嘔吐の間隔が襲ってくるらしいので、そこだけはなんとか死守しました。

よだれはたれっぱなしです。これはもうどうしようもない。

所要時間はたぶん10分もかかりませんでした。

唾を飲みこまないことに集中しまくっていたらあっという間です。

鎮静剤をうっていたから痛くなかったのかどうなのかはわかりませんが、胃カメラ自体はそこまできつい印象はありませんでした。

まぁ全体的にしんどいんでやっぱりみんなが嫌がる気持ちもわかります。

幸い、胃の中もほとんど荒れておらず、除菌できれば胃がんリスクはかなり低くなるとのことでしたので、一安心。

値段ははっきり覚えていませんがたぶん5000円前後だったような。

思いっきり高いという印象はなかったですね。

終わった後は鎮静剤が抜けていくのを待って終了です。

最初から最後までは1.5時間くらいはあったような気がします。

とりあえず、感想としては、胃カメラよりも喉麻酔のほうが私はまずくてきつかったです。