僕は今年で渋谷で一人り暮らしをして早5年経ちました。

この街に実際に住んでみてのいいところや悪い所など、思ったことを書いていきます。

渋谷に一人暮らしを考えている人は参考にしてみてください。

 

そもそもなぜ渋谷で一人暮らしをしようと思ったか

これは正直に言います、遊ぶのに便利だったからです。

引っ越す前からも週末になれば毎週のように渋谷、新宿、六本木あたりに出向いては飲み歩いたりなんだりしていました。

当時、そこまでいくのに約1時間かかっていたんですね。よく毎週のようにそんなことしていたかと思います。

ちょうど前の家の家賃の更新の時期がきて、さらにちょうど職場も転勤になって、渋谷だとより近くなる感じだったのです。

家賃は前に住んでいた家のおよそ3万円プラスされましたが、もうなんか勢いできちゃいました。

引っ越しはけっこう勢いが大事です。

 

渋谷の家賃の相場は?

これは渋谷に住もうとする人が一番気になるところだと思います。

渋谷駅の最寄に住むということで徒歩15分圏内としましょう。

不動産屋に行って様々な物件を紹介されましたが、相場は8万円~12万円ほどの間です。ちなみに探したのは1Kのお部屋。

間取り、築年数、風呂トイレ別、日当たり、オートロック、コンビニやスーパーの環境、駅近、このあたりのどれを妥協するかによって値段は変わってきます。

僕は間取りと日当たりを妥協して、部屋は7畳、日当たりは時間によっては日の光も入りますが、基本あまりあたらないといった立地です。

これで10万円くらい。

8万円くらいでもないこともないんだけど、やっぱり条件は悪くなってしまう印象を受けました。9万円代だとまぁ多少がまんすれば住めなくもないかなぁといった感じ。

11万円以上だとかなり良い条件の物件が多いですが、金銭的にキツイ、というわけで10万円のお部屋に落ち着きました。

 

どのあたりに住むべき?

渋谷駅徒歩圏内だと、

・渋谷駅新南口方面の東
・セルリアンタワーの後ろの桜丘
・ホテル街の後ろの円山町、神泉
・東急の後ろの松濤、神山町

が主なところです。

東はセンター街等とは逆側ですが駅から近く閑静な住宅地が広がります。
ヒカリエ内のデパ地下、庶民派のライフというスーパー、コンビニはもちろんたくさんあり、食事できる場所も多く大変便利です。

桜丘は上で上げた場所の中で渋谷駅(東口とか西口)からは最も近くおしゃれで隠れ家的な飲み屋が多く点在します。代官山駅も近くとてもおしゃれな雰囲気が広がっています。
また、こちらも閑静な住宅街で住みやすいことは間違いないのですが、1点気になるところがあるとすれば利便性。コンビニは近くにありますがスーパーまでは少し歩かなければいけません。
ちょっと普通のスーパーよりは値がはりますが、東急のデパ地下で買うのが一番楽かもしれません。

円山町は駅から近くセンター街や道玄坂などの渋谷の遊びスポットも一瞬で行くことができます。
ただし、ホテルやクラブが密集している地帯でもあるため治安や騒音はちょっと心配で夜の雰囲気たっぷりです。

神泉、松濤、神山町は少し駅から離れているので、歩く時間を許容しなければなりません。
これらの場所はどちらかと言うと最寄りが神泉駅になるので、区内の中でも渋谷駅よりの立地に住んでいないと徒歩15分の条件を満たせないことも。
このあたりも閑静な住宅街が広がりおしゃれなカフェや飲み屋も多くあります。
神泉のマルエツプチは24時間営業なので利便性は○。

駅近くで言うとざっとこんなところでしょうか。
もちろん、探せばもっとあるかもしれませんが、基本的にはこんなところでしょう。
渋谷で一人暮らしとなるとどうしても騒音や生活感がなさそうと思われがちですが、これらの地区は閑静で周りがうるさいということはほとんどありません。
家賃も高いのでこの辺りに住むにはしっかりとした社会人でなければならず、騒がしい学生が集まるようなマンションもないので、騒音や生活感については安心して良いかともいます。

 

渋谷で一人暮らしのメリット

遊ぶ場所に困らない

まずは何と言っても渋谷が近いこと。(当たり前ですね。)
遊ぶ場所に全く困りません。

飲み屋は安い居酒屋からお高い居酒屋までたくさんあります。客層もセンター街付近では渋谷というイメージ通り若者でワイワイしていたり、桜丘や神泉のほうへいくと落ち着いたサラリーマンなど、様々なニーズを満たしてくれます。
カフェも多く昼間は色々なランチを楽しむことも可能。

お店を巡るなら109、LOFT、東急ハンズ、ドンキホーテをはじめとして沢山のショップが点在しており、また、映画、カラオケ、ボーリング、ダーツ、ビリヤード、卓球あたりの王道の遊びも網羅されています。

夜遊びなら居酒屋やカラオケはもちろん、たくさんの有名なクラブがあるので、昼間から朝まで遊ぶ場所には困りません。(居酒屋も朝までやっている場所が多く、中には24時間営業のお店もあります)

あとはちょっと歩けば代々木公園、青山、表参道、原宿なども徒歩圏内なのも嬉しいところ。

代々木公園は週末になると何かしらのイベントがあってフラッといっても楽しめます。

 

終電を気にする必要なし

ターミナル駅の近くに住むということは終電を気にする必要がありません。
帰りたいときに帰れるし逆に深夜でも行きたいときに遊びに行けます。
冒頭の通り友達と飲むときは渋谷、新宿、六本木が多かったので、これらも全てタクシー圏内。
時間を気にせず遊べるっていうのは素晴らしいです。

 

交通の便がいい

遊びのことだけでなく仕事の面も。
色々な場所に出張がある仕事柄、たくさんの路線が集まっている渋谷駅は大変便利です。
JR山手線をはじめとして湘南新宿ライン、埼京線、地下鉄半蔵門線、銀座線、田園都市線、東横線、井の頭線があり、想像以上に便利です。
乗り場も集中しているので乗換でやたらと歩くようなこともありません。

 

日用品がすぐに購入できる

日用品やちょっとしたインテリアなどを購入するとき、ちょっと大きめの駅まで行かなければ売っていないというこがありますよね。
しかも購入した後は重たい荷物を持って電車に乗らなければいけないことも。
渋谷はこういうときも便利でドンキホーテ、東急ハンズ、LOFTがあるので全く問題ありません。
家電もYAMADA電気、ビックカメラがあるので完璧です。

 

渋谷で一人暮らしのデメリット

家賃が高い

他の場所と比較するとやっぱり家賃は高いです。都内でも上位でしょう。
油断すると遊ぶお金がなくなってしまい本末転倒です。
毎月の給料、光熱費、食費、携帯代が最低限必要で、これに遊ぶお金を足した額をしっかりと計算してやっていけるかどうかは住む前に考えておく必要があります。

 

スーパーが少ない

スーパーが近くにない場所に住むとやっぱり少し不便です。
駅のデパ地下だとやっぱり値段は高くなってしまいますからね。
普段の生活はコンビニだけで十分というのであればあらゆるところにたくさんあるのでも問題ないでしょう。

 

人が多い

自宅近くは閑静と言ってもそこへ行くまでに駅周辺を通ることになるので人ごみを避けられません。
渋谷は昼夜問わず沢山の人がいます。
治安が悪いとは思いませんが人ごみが苦手だったり疲れたりする人は注意が必要です。
特に神泉、松濤、神山のほうへ渋谷駅から歩くとなると、人ごみだけでなくキャッチなどもいるエリアを通ることになります。
紹介した中では東か桜丘ならセンター街や道玄坂方面へ行かない分、人ごみもそこまできつくはありません。

 

ジャージで出歩きにくい

僕は休日で誰かと遊びに行かないときはジャージで1日中過ごしたい派です。
ご飯も近所のスーパー、牛丼屋、ラーメン屋あたりにジャージで行きたいんです。あとツタヤも。
けど渋谷だとこれがキツイ。
外食しようとするとどうしても街中、それも人だらけの渋谷なので、ジャージは中々厳しいものがあります。
吉野家なんて109の目の前にしかないですからね。
ツタヤに至ってはセンター街の入り口ですし。
ここだけは仕方ないんですがどうにも不満なところであります。