渋谷に住んで5年以上、その間に色々な路線の朝の通勤ラッシュを経験したのでその混雑状況についてまとめていきます。

これから渋谷に住む人や渋谷を経由して通勤する人は参考にしてみてください。

時間帯は、私の通勤時間である朝の8時~8時半頃のものです。いわゆるピーク時間帯ですね。

ちなみに、混雑率は国土交通省で以下のように定められているとのこと。

・混雑率100%
座席に座ったり吊革につかまることができる。

・混雑率150%
肩が触れ合うか触れ合わないか。スマホを見たり本を読むことも可能。

・混雑率180%
体が触れ合い無理をすれば本を読むことが可能。

・混雑率200%
体が触れ合いさらに圧迫感もある。体勢によってはスマホを見るのも難しい。

一応、上記を目安に私個人が感じた混み具合を書いていきます。

JR山手線

私が山手線を使っていたときの降車駅は東京駅なので内回りですね。

山手線は新宿~渋谷間が一番混むと言われており、ついたときにはめちゃくちゃ人が乗っています。

渋谷駅で降りる人も多いですが、元々電車に乗っている人も渋谷駅から乗る人も多いので基本的に座るのは不可能です。

乗車率は乗ったときは体感180%はあるでしょう。周囲の人と肩と肩が触れるのはもちろん、吊革につかまるのも苦労する状態になります。

しかし、一旦は乗ったタイミングがピーク。恵比寿、目黒、五反田と乗る人より降りる人のほうが多いので基本的にはどんどん乗車率は下がっていきます。

座れないまでもスマホを楽にいじれる程度になっていきます。そして、品川駅でさらに大量の人が降り、運が良ければ座ることもできます。

そこから田町、浜松町を経由してまた徐々に人も増えてきますが満員電車というほどの状態にはなりません。

というわけで山手線に関しては乗ってから恵比寿までの1駅さえ耐えればあとは比較的苦痛を伴わずに通勤することができます。

ちなみに電車がちょっとでも遅れると、1本目は乗れずに次を待つことになるくらいに混雑することになります。

JR埼京線

埼京線や湘南新宿ラインは改札からホームまでが更に遠くなり非常に不便になりました。

埼京線では新木場まで行っていた時期がありました。混雑するイメージがある埼京線ですが、渋谷駅に着く頃には混雑率は下がっており、さらに渋谷でたくさんの人が降りるので混雑率は100%程となっています。

多少遅れたくらいでもあまり変わらないので座ることはできなくても満員電車というわけではありません。

乗った後についても大井町でそこそこ人が乗ってきますが、以降は減っていく一方なので大きなストレスは感じないでしょう。

田園都市線

田園都市線では溝の口駅まで通っていた時期があります。

つまり渋谷駅からは下り方面となります。田園都市線の下りに関しては乗車率は100%を割っていて、余裕で空いています。

特に進行方向側の車両は座ることも可能。もし座れなくても1本後の電車を待っていれば楽に乗ることができます。

その後も特に人が増えることはなく、二子玉川でさらに人が降り、ほぼ確実に座ることができます。

ちなみにこれはあくまで渋谷駅から下るときの話。私は池尻より先から朝の時間帯に乗ったことはありませんが、上りはかなりの地獄です。

池尻、渋谷間はいつも混雑率180%を超えており都内の通勤ラッシュでもトップクラスに混雑することで有名です。

終点の渋谷駅について電車の扉が開くと人が押し出されるように一気に出てきます。

同様に、帰りの下りもめちゃくちゃ混んでおり、混雑しすぎて渋谷駅から1本目の電車は乗り過ごす人も多数です。疲れて帰りたいのに混雑で1本待つなんて考えたくもない。。

高級住宅街で知られる世田谷区へ走る田園都市線ですが、私はこの路線の通勤だけは勘弁です。

半蔵門線

田園都市の終点は渋谷ですが、そのまま直通で半蔵門線に切り替わります。

上に書いた通り、混雑率180%超の田園都市線に乗っていた人が残っており、混んではいますが、渋谷駅で一気に人が降りるため体感150%程度になります。

次の駅の表参道を過ぎれば体が触れ合うことはほぼなくなります。

青山一丁目、永田町とさらに乗換の駅があるため、徐々に減っていき運がよければ座ることも可能。

ちなみに半蔵門線を利用していたときは永田町乗り換えでしたが永田町から改札へ出るエスカレーターは長く並んでいる人の数も半端じゃありません。

階段もないので走って追い越したりすることもできず、急いでいる人にとってはかなりイライラする場所となっています。

おまけに後ろから並ぶと後からきた次の電車から降りた人に割り込まれるという状況になるため、急いでいる人は渋谷駅であるべく進行方向側の車両に乗ることをおすすめします。(ただし、前の車両に行くほど混んでいる)

京王井の頭線

井の頭線では吉祥寺まで通っていたことがありますが、渋谷駅は始発なので問題なく座ることができます。

渋谷駅を出発する時点でも空きがあるくらいに空いているので下り方面への通勤は全く問題がありません。

ただ上りのほうは混雑率150%で中々の混み具合となっています。

上りの場合は進行方向側の車両が渋谷駅で降りた時に改札に近い車両となるため、前に行けば行くほど混雑していきます。

銀座線

最近乗り場が変わった銀座線も渋谷駅が始発となっているのでそこまで混雑率が高いわけではありませんが、井の頭線よりは混雑しています。

列の後ろのほうに並んでいると座ることはできないので、座って通勤したいのであれば1本見送り、先頭のほうに並べば確実に座れます。

青山一丁目以降は、基本的に乗る人よりも降りる人のほうが多いので、混雑率150%のような状況になることはほとんどありません。